お疲れ様です☺️
本日はカラーベストの屋根の縁切りについてお話ししたいと思います!
縁切りとは、屋根材がスレート瓦(カラーベストやコロニアル)の塗り替え時に、塗装することで屋根材の重ね目が塗料で埋まってしまうのを防ぐために切り離す作業のことを言います。 従来は、ヘラやカッターを使った工法が一般的でしたが、今はタスペーサーを入れる工法が主流です。
カラーベストは工場で塗装済みのものを軒先から順に重ねながら葺いていきます。この重なり部分は隙間で通気性を確保し、毛細管現象などで雨水が浸入してもすぐに流れ出るようになっているのです。ところが塗り替えの際は、すでに施工が終わったカラーベストの上から塗料を塗っていくことになります。すると重ね部分が塗料でふさがってしまい、後に雨漏りや下地の腐食の原因になることがあるのです。これを防ぐのが縁切りです。くっついてしまった塗装を一枚一枚カッターなどで切断するという地道な作業により、将来の不具合を予防するわけです。
先日の現場で一切縁切りをしていないお宅がありました。紹介します
見てわかる通り、通気性も一切なく塗料とカビ、苔がまとまって隙間を塞いでいます
こうなると雨漏りの原因、結露など様々な問題が起きてきます。
そこで使うのがタスペーサーという物です
これを差し込むことで、適正な隙間ができて、隙間を塞いでしまう事を防ぎます!
元々適度な隙間が空いているなら、タスペーサーを差し込んでも落ちてしまうので必要ありませんが、それ以外はタスペーサーはしっかり差し込んだ方がいいです!
なかなか見えない部分ですし、縁切りなんて聞いたことないと言う方の方が多いと多います。
ですが、これをしっかりしないと雨漏りの原因になります
雅建装は目に見えない所、細かい所までしっかりと丁寧に作業していきますのでご安心下さい